SDGsを支える5つのP
- 宮崎 恭世
- 1月10日
- 読了時間: 2分
更新日:2 日前
今回はSDGsの17あるゴールの関連性についてお話します。

SDGsの17ある目標は「人間(People)」 「豊かさ(Prosperity)」「地球(Planet)」
「平和(Peace)」 「パートナーシップ(Partnership)」の5つの分野に分けることができます。
■「人間(People)」
あらゆる形態と次元の貧困と飢餓に終始を打つとともに、すべての人間が尊厳を持ち、
平等に、かつ、健全な環境の下でその潜在能力を発揮できるようにする。
目標・・・1・2・3・4・5・6
■「豊かさ(Prosperity)」
すべての人間が豊かで充実した生活を送れるようにするとともに、自然と調和した経済、社会及び技術の進展を確保する。
目標・・・7・8・9・10・11
■「地球(Planet)」
持続可能な消費と生産、天然資源の持続可能な管理、気候変動への緊急な対応などを通じ、地球を劣化から守ることにより、現在と将来の世代のニーズを充足できるようにする。
目標・・・12・13・14・15
■「平和(Peace)」
恐怖と暴力のない平和で公正かつ包摂的な社会を育てる。平和なくして、持続可能な開発は達成できず、持続可能な開発なくして平和は実現しないため。
目標・・・16
■「パートナーシップ(Partnership)」
グローバルな連帯の精神に基づき、最貧層と最弱者層のニーズを特に重視しながら、
すべての国、すべてのステークホルダー、すべての人々の参加により、持続可能な開発に
向けたグローバル・パートナーシップをさらに活性化し、このアジェンダの実施に必要な
手段を動員する。
目標・・・17
また持続可能な開発目標は、「経済成長」「社会的包摂」「環境保護」という3つの要素のバランスがとれていなくては達成できません。
ちなみに「社会的包摂」とは、社会的に弱い立場にある人々も含め、誰もが社会に参画し、排除されないことを目指した考え方です。「社会的排除」の反対語で、ソーシャル・インクルージョンともいわれます。
このように、SDGsの目標は一つずつ、単独で存在するものではなく、それぞれが相互に関連し繋がり、
(leave no one behind)ことを誓っています。
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