まず社内を見てみましょう
- 宮崎 恭世
- 2024年11月28日
- 読了時間: 2分
更新日:2 日前
企業として、さあ SDGsに取り組むぞと思ったとき、まずなにから?どこから?と皆さん考えてしまうでしょう。

そんな時は、まず社内に目を向けてください。
前回述べたように 会社の理念を振り返り自分たちの会社らしいSDGsの方向性を組み立てられたとしても、そのことを共に実行して形にしていくのは 今会社にいる従業員の皆さんです。
従業員の皆さんが、生き生きと働いている会社であるからこそ、SDGsの取り組みにも力が宿ります。
SDGsに取組むということは、対外的なことばかりではありません。
ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」、ゴール8「働きがいも 経済成長も」
ゴール10「人や国の不平等をなくそう」などに関連し、従業員の皆さんたちが働きやすい環境を整えたり、ハラスメントが起こらないようにしたりすることも当てはまります。
組織の中にひそむパワハラやセクハラ、ジェンダーにかかわる不平等などモチベーションを下げる要因に具体的対策を打つ、という取り組みは社内の関係の質を向上させ、職場に良いサイクルをもたらします。
いろいろな意見が言い合える職場からは、ポジテイプな思考やアイデアが生まれ、やりがいを感じながら行動することによって、よい結果が生まれていく、そのことにより、ますます職場の雰囲気もよくなっていく、という良いサイクルが回りだします。
取り組みによる改善は、単に問題を解決するということだけにとどまりません。
SDGsという未来への目標に向けたさまざまな対話によって、部署や役割などを超えたパートナーシップが生まれることも期待できます。
働く1人1人が、自分たちの仕事が社会のためになっているということを感じながら行動することは、愛社精神を生み、やりがいややる気引き出すことになるでしよう。
そのような従業員が働く職場からは活気があふれ、幸せに働ける職場から生み出される結果は、単なるビジネスの成功にとどまらない皆さんの会社にとって意味のあるものになるのです。
そのきっかけにSDGsの取り組みを据えてみるのはいかかでしょうか?
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